甘木朝倉 美酒の会


〜日本酒の真価〜  Vol2

はや3月、梅見もちらほら話に出てきだした頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?3月と言えばいろんな祝い事が目白押しの月ですから酒を飲む機会も多くなると思いますが、飲みすぎには十分注意して美味しい日本酒を堪能して頂きたいものです。後でそれにピッタリの物をご紹介しますのでお楽しみに。さて、日本酒と言うのは葡萄そのものに糖分たっぷりのワインと違って原料そのものには甘味や香味が出にくい物です。いろんな産地の葡萄の特徴がストレートに出るワインはボルドーで最高の甘口白ワインの産地“ソテルヌ”、モンラッシェで有名な“ブルゴーニュ”など地域や産地で味の違いがくっきりでる?らしいんですが、日本酒は米の澱粉を麹で糖化して甘味、香味を出すという杜氏さんの腕と水と酵母と麹が味を形成している最も複雑で深い酒であるといってもいいすぎではないと思います。今号ではこのについて少し触れてみたいと思います。


とはそもそも何なのかと聞かれると説明するのは難しいですが、日本酒醸造の特徴は糖化と発酵の2つの理化学的、微生物学的変化が併行して行われてる事に有り、この糖化の役割を果たすのが蒸し米に麹菌を種付したである。は糖化酵素やタンパク分解酵素や脂肪分解酵素を分泌し、その結果、酵母のアルコール発酵に必要な糖分、香気成分を生成する為の材料づくりの役割や酒の風味を形成するのにも貢献している。
は酒づくりの出発点としての最重要なファクターであり「1、麹 2、酒母 3、もろみ」と言われている。
いいの酒はさばけがよく、後味もしまってバランスがいい健全で健康的な代物と言える。もちろん私が紹介する酒はいいのものばかりです。ちょっと疲れてきたのでこのへんで・・・・・・・・

さて、今月の一品は・・・・・・・



“松の司” 純米吟醸 心酔

松の司(まつのつかさ)
  滋賀県蒲生郡竜王町大字弓削   松瀬酒造(株)

能登杜氏の最高峰とも言うべき名人が丹精込めて造り上げた吟醸酒。“うまい”としか
言いようがない、あるいは“言葉はいらない”それほど最高の酒。もちろん心酔の他に
あらばしり花伊吹など松の司コレクションは素晴らしい物ばかり。まず口当た
りが良く、味には幅も有キレも良く、心地よい上立ち香で女性にもうってつけ。焼き鳥、
焼肉とあわせても負けることの無い力強い酒質をぜひお楽しみいただきたい。日本各
地で行われている日本酒品評会でもほぼ全員が5本の指に入れる名品。万人向という
言い方は好きではありませんが、ただ飲みやすいだけじゃなく、しっかりと洗練されたう
まみのある私の超おすすめ品。ぜひ松の司で梅見て一杯。

ぜひ美酒の会へ・・・   美酒の会  田代宏