2004年度理事長所信

2004年度スローガン
「実りある時間を共有しよう!」
所信
はじめに
「ゆでガエル状態」、そうした言葉で表現されるのが今の社会ではないでしょうか。経済的にも社会
的にも厳しい状況が続いているにもかかわらず、日々の暮らしでは歴史上なかった豊かさを享受してい
ます。
累増する公的債務、金融危機、政治の制度疲労、青少年問題や環境問題等私たちの周りには問題が山
積しています。遠い世界での話ではありません。いずれも私たちがこれから社会で責任をもって解決し
ていかなければならない問題ばかりです。身近なところに目を転じても、市町村合併や新しい形でのま
ちづくりなど喫緊の課題が存在しています。
一社会人として、そして経済人、家庭人、JCマンである皆さんにはそれぞれの立場での責任があり
ます。そしてそれぞれの分野で成果を出していかなければなりません。問題意識を持つことと、それを
解決しようとして一歩踏み出すことには大きな格差があります。
机上で考えるだけでなく青年らしく行動していくことこそ、我々の活動姿勢であると考えます。
公益法人として
そして社団法人甘木・朝倉青年会議所が持つ、「公益法人」「社団法人」という法人格についても、
なぜこのような法人格が付与されるに至ったのか、そしてこのことは社会からどのような付託を受けて
いるのかを考えていきたいと思います。私たち社団法人甘木・朝倉青年会議所が持つ財産は、金銭や物
品だけではありません。それよりはるかに大きな「人」という財産が私たちにはあります。それも構成
員としての「人」だけではなく、行動する「人」がいるのです。だからこそ社会は私たちに行動を期待
しているのです。私たちが動くことによって社会が変わる、そして何よりも自分自身を変えていくこと
ができるのです。
私たちは「行動する青年経済人」です。もう一度青年会議所の目的である「明るい豊かな社会」を作
ることを目的とした「行動する青年経済人」であることを再確認する必要があると思います。
自分自身を高めていこう
私たちには40歳という節目があります。この年齢をもって青年会議所という組織を離れなければな
りません。卒業時の自分、卒業後の自分をイメージしたことがあるでしょうか? イメージした場合に
は、そこには今よりも成長した自分が描かれているはずです。それまでの1年1年を大切に、そして目
標をもって青年会議所活動に取り組んでいきましょう。誰しも一足飛びに目標まで行けるわけはありま
せん。しかし青年会議所活動においては、様々な経験を経ることによって、一枚一枚紙を積み重ねるか
のごとく目標に近づいていけるはずです。事業ごとに、1年ごとに自分自身のPDCS(Plan−
Do−Check−Action)を繰り返していけば、必ず自分自身を高めることができます。
自分の住むまちと国際化
2004年は福岡でJCI世界会議が開催されます。史上初めて九州で開催される世界会議であり、
副主管である我々にとっても意義深いものにできる機会であると思います。
世界会議の際には、多くの各国のJCメンバーそしてその家族が甘木・朝倉を訪れることになるでし
ょう。そのときに私たちは、彼らに対してどれだけ自分の住んでいるこの日本という国を、そして甘木
・朝倉について語ることができるでしょうか? 私たちはどれだけこのふるさとについて知っているで
しょうか? 国をそしてまちを知ることは、まさに私たちの国際化の第一歩だと考えます。
また、2004年は社団法人甘木・朝倉青年会議所創立35周年の節目の年にもあたります。これま
での5年間のまちづくりの取り組みを振り返っていくとともに、今後のまちづくりのありかたについて
「明るい豊かな甘木・朝倉」の視点から考えていきたいと思います。
最後に
私たちは今、同じ地域に住み、働いています。そして同じ時代を生きています。私たちは空間と時間
を共有して存在していることになります。その中で同じ志をもって集まったメンバーたちとの交流がお
こなわれ、互いによい影響を与えることができれば、すばらしいJC活動の時間を共有できるのではな
いでしょうか。それを意識してできるかどうかは私たち次第です。
ほんとうにやっていてよかったと思える青年会議所活動を目指します。
基本方針
・行動する青年経済人としての人間力開発を図る。
・公益法人としての意義を再認識し、あるべきJC、Jayceeの姿を各自が学んでいく。
・まちづくりの意義を学び、地域の方々と将来の甘木・朝倉について考えていく。
・35周年記念式典・記念事業をおこなう。
・JCI世界会議に副主管として最大限の協力をおこなうとともに、私たちのまち
を振り返る機会とする。