vol.2 共同事業と祝エルディネット10周年

第2日目 9月23日

この日06:30にやっと荷物を解いた一行に待っていたのは、朝食までの2時間半に持ってきたお土産の扇子に“エルディネットJC、甘木・朝倉JC friendship2007”と書かれた記念スタンプを押す仕事だった。その後シャワーを浴びつかの間の休息に体を休める。
ここで事件が。理事長はエルディネットの配慮で1人部屋、ここまではよかったのだが・・・藤木理事長は旅の汗を流すべくシャワーへ、浴び終えてシャワールームから出ようとすると“あれっ・・・?”ド、ドアが開かないーッ。押しても引いてもドアが開かない・・・のである。ここで一人部屋の悲劇が彼を襲う。そう、誰も気付いてくれないのである、ピンチである。『そうだ表のドアは開けたまま』ドアを叩けば誰か気付いてくれるはず・・・・。叩くこと10分あまり。“ガチャ”ドアを空けたのはホテルの従業員。パンツ一枚の理事長を見て笑っていた。メンバーは旅の疲れで誰一人気付いてくれなかったのである。つれないのである。っうかモンゴルではドアの開かないぐらいは笑って済まされるのである。

9:00朝食、モンゴルについて最初の食事。まずは飲み物、カップになみなみと注がれたお白湯。コーヒーのスティックにティーバック、インスタント、効率的なのである。パンは固めのトースト。スパムに似た味のソーセージに目玉焼き。味気ないが食べれた、そう佐藤実行委員長を除いては。部屋に戻ると青いたぬきをかきこむ佐藤実行委員長の姿が見られた。


モンゴルで最初の食事にメンバーも不安その後不安も解消、臭いにも慣れる

昨夜遅かったにもかかわらず朝早くから迎えに来てくれたエルディネットメンバー

メンバーの車はほとんどが4駆。草原がほとんどのモンゴルでは必需品

早速本日の行動開始。まずは市内中心部にある県庁へ。ここで全体会議。県知事、環境部長の歓迎の挨拶を受けエルディネットのメンバーより公園建設の概要を説明される。商工会や他団体より援助金が集まっていること、3ヶ年の計画が来年8月には早期完成を迎えることなど県を上げて公園建設の機運が高まっていることなど報告をうけた。


市内中心部の道路


街はいたるところで工事が行われていた

オルホン県庁舎

和やかなムードで合同会議がスタート


左からオルホン県の環境部長・県知事・メンデ理事長


エルディネットのOBで県議会議員のエマさんから公園の概況説明を受ける

説明に聞き入る藤木理事長

メンバーも真剣に説明に聞き入る


左から右に聞き流す田口君・篠田君

そして植樹をするため現地に移動。車に乗ること5分あまり、エルディネットが見渡せる丘の上に看板が立っていた。『エルディネットJC,甘木・朝倉JC共同事業』の文字が・・・書いてあるらしい。建設予定地は湧き水が流れる市民の憩いの場とか、この時も子供たちが源泉の周りでのどを潤していた。水が湧き出るところには青い布が数多く張られている。青い色は神が宿る場所や敬うものなどに付けるということであった。


広大な草原に2ヘクタールの公園が建設予定

この地も来年には木々で覆われる
丘の上から見るエルディネットの市内

聖なる湧き水の出る場所

胃腸にやさしいとか、子供たちもホっと一息
メンバーも試飲、鉱泉は意外とうまかった

赤いテープが用意され藤木理事長、メンデ理事長、県知事の3名でテープカット。両LOMメンバー、各種団体の皆さんと本職造園業内藤君の指示のもと植樹をする。この地に数百本の木が茂り、ビーチバレーコートや温泉などが建設され市民の憩いの場が誕生する。環境崩壊が進み行くモンゴルに自然の大切さ、環境の保護を訴える象徴としてこの場所からエルディネットJCの想いが発信されてゆくのである。



公園建設を記念し藤木理事長・県知事・メンデ理事長とテープカット。

参加者全員で植樹を行う
本職内藤君の指示のもと植樹開始内藤君・本石君は作業着持参

メンデ理事長に指示を受け穴を掘る田口君
“1万円やるけんあんた掘って”って。

メンデ・藤木両理事長で木を植える
木の植え方はあっているでしょうか

想いを繋いできた鶴田直前も感慨深げ

愚痴の多い佐藤君と何でも携帯に収める好奇心旺盛の井上宗君
今回も通訳で活躍のトヤーさんと同級生でツアーコンダクターの   さん

決して邪魔をしているわけではありません

地元のテレビ局に取材を受ける藤木理事長
かわいい子供たちとギャンブラー

カメラを置き中尾君も木を植える

子供たちに変なことを教える篠田君
何処にいても近くには羊が

植樹に参加した全員で

今回参加した11名で
看板にはエルディネット・甘朝共同事業と書かれているらしい

12:00昼食へ。赤カブのスープにサラダ、羊肉のパイに牛のステーキとガーリックライス。
一旦ホテルに戻り海パンに着替える。モンゴルに3つしかないプールの一つがエルディネットにあり、ここでエルディネット10周年記念LOM対抗水球大会が開催された。睡眠不足の体を引きずり慣れない水球に興じた。さすがモンゴル人は体力がある、不摂生の集団甘木・朝倉メンバーは慣れないスポーツに四苦八苦だった。

市内を歩いて昼食へ,商店の看板は控えめで店があるのかわからないくらい
この街のメインストリートわずか数百メートル、寂れた映画館とバーが5,6軒?

昼食風景、通訳を介して会話が弾む

ホテルに戻りスーツに着替えいざ式典へ、本石副理事長は紋付袴で参戦。10周年を記念し市民に向けたナイトコンサートが市の中央広場で開催された、観客はざっと見ただけでも数千人。普段これといった娯楽がない中老若男女が集い、笑顔が絶えることがなかった。

ナイトパーティー開始
モンゴルのアイドルらしい

日本代表で本石君・篠田君が壇上へ

つかの間のコーヒータイムを利用し篠田君の26才誕生パーティー。

想いをつないだ歴代理事長の面々
紋付袴で日本の魂を発信

福本本年度専務・中尾次年度専務
麻雀クラブ代表の面々
花火が上がり篠田君の誕生日を祝う

願いを込め火を消す誕生者
10周年記念式典は会場を移し屋内別ホールへ。入り口には創設以来の写真が飾られ甘朝メンバーの写真もしっかり飾られていた。モンゴル各地よりNOMメンバーがお祝いに駆けつけ式典開始。

10周年のロゴマーク

設立以来のスナップが。甘朝メンバーもちらほら

なかなか綺麗なお嬢さん方と

メンデ理事長の挨拶やNOM会頭の挨拶、歴代理事長の登壇や功労者への慰労があり、国は違えどJCの式典だなーと感じた。今回の交流事業に伴い藤木理事長・鶴田直前理事長・佐藤実行委員長に名誉県民賞が送られた。また、今回の事業に至る経緯を踏まえモンゴル国に功績のあった青年に贈られる金賞が今村監事に送られた。海外の青年に贈られることは稀だそうである。いかにメンデ理事長と濃いー付き合いをしてきたか、メンデ理事長の想いのこもった贈り物でした。

式典は厳かにはじまった
子供たちによる音楽演奏と民族舞踊

遊牧民の生活を表した舞踊
メンデ理事長の挨拶

式典も凝ったものになっていた

県知事より名誉市民賞が贈られた

各テーブルで“トクトーイ”がはじまりなにやら怪しい雲行きに。そんな中甘朝に挨拶のご指名 。まずは藤木理事長がお祝いと合同事業の挨拶。植樹の木の苗の目録を贈呈し小石原焼の贈り物を進呈。そして合同事業を記念して日本から持ち込んだ縁起物のダルマに両理事長で目玉を入れた。

藤木理事長からお祝いの言葉
10周年を記念して小石原焼の花瓶を贈呈

共同事業を記念し両理事長でだるまに目が
海外でもメールに余念のない中尾委員長
モンゴル各地よりNOMメンバーが集結

藤木理事長ウォッカに撃沈

酒宴はますます盛り上がり気付いたころには藤木理事長の姿が見えない。階段で足をくじきながら福本専務がやっと見つけた藤木理事長は式典での挨拶を済ませホッとしたのか別室で撃沈状態、大の字で意識を失っていました。佐藤実行委員長・内藤君に抱えられホテルのベッドで服を剥かれ寝かされた。その後も酒宴は続きます。日頃理事長に気を使ってる福本専務は共同事業を体感しヒートアップ。海外で思い余って号泣しながら本石副理事長とJC談義。今村監事はいつものように勢いで逝っちゃうし、メンバーも各テーブルでトクトーイの嵐。宴は夜遅くまで続いたのであった。

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