はじめに
最近ではこの国を語るとき、仕事について語るとき、子供達について語るとき、あらゆる会話の中で口を附いて出てくる言葉は“あきらめ”に似た悲観的なことばかりです。ああでもないこうでもないと気付けば結果を批判するだけの評論家的な会話が繰りひろげられています。物事を正確に分析し、対応策を話し合うのも大事なことですが、ではいったいどれだけの人がそのことについて問題提議し行動しているでしょうか。あなた任せ的な物事の考えからは明るい未来は生まれません。重要なのは、己がまず行動を起こす一歩を踏み出すことです。今こそ地域のリーダーであるべき青年会議所メンバー個々が、自己研鑽し自らを奮い立たせ、勇気ある行動を起こしましょう。
原点回帰
私達は青年会議所への入会動機は異なるものの、JCの三信条を基に多くの仲間と出会い、時間を共有することが出来ます。青年会議所活動を通し『修練・奉仕・友情』の三信条で結ばれた絆は強く、互いに切磋琢磨することで自分自身のみならずLOMまた地域の力に結びついていくと思います。JCはそれだけ素晴らしい土壌を持ち大きな可能性を秘めた組織です。私達はその青年会議所メンバーとしての自覚と意義をしっかりと見出さなくてはなりません。共有できる時間を有意義に活用し志を同じくする仲間を地域に広げ、人づくり地域づくりに力を注ぎながら自らを高めていきましょう。其れは何物にも代え難い財産であり二度と訪れることの無い時間なのです。
事業をつくりあげる喜びを共感できる組織づくり
現在LOMメンバーの半数が入会5年未満です。この現状を受け止め次の世代への対応と創造ができる基盤づくりが重要です。その基盤をつくっていく為には、メンバー個々の研修や親睦が大切だと考えます。たとえば例会や委員会の出席についても其れをただ『義務
』と捉えるのではなく自己改革のための第一歩と考え積極的に参加しましょう。またLOM活動の源は委員会活動であり、しっかりと自分の意見を持ち参画し、組み立てをしていくことが重要です。このプロセスが自らの自信になり友情を育みLOMの強化につながり、ひいては青年経済人として会社や職場でその力が発揮されるでしょう。
子供達への思い
飽食の今、子供達は手を伸ばせば欲しいものを手にいれ物質的には満たされていますが、精神的に満たされているのでしょうか。物資が豊かではなかった時代子供達は夢や希望に溢れ輝いていました。子供達が活き活きとし輝いている姿は明るい豊かな社会を予感させます。いまこそ私達は親として、地域の大人として子供達の健全な心を培い、心身ともに明るく伸び伸びと成長できる手助けが出来るような事業を展開する必要があると感じます。
次世代へ
平成の大合併のもと『あまぎ・あさくら』の私達の活動エリアも3つの行政体に生まれ変わりました。しかし枠組みと名称は変わってもこの地域に根ざした我々の活動目的『自立した快適で活力あるまちづくり』は普遍のものです。社会状況は徐々に光射してきたと言われますが、今後急速に加速していくであろう地域格差を考えると決して楽観できるものではありません。この合併を新たな青年会議所の地域活動のはじまりととらえ、この地域の未知の可能性を切り拓き、率先して行動を起こしていくことが地域と共に歩む青年会議所としての役割です。名実共に幕を開けた地域主権型時代に向けこの地域のオピニオンリーダーとして我々は『英知と勇気と情熱を持って』真摯にまちづくりに取り組むことが重要です。また私達はその活動と時代背景から甘木青年会議所から甘木・朝倉青年会議所へと名称を変え『あまぎ・あさくらは一つ』の理念のもと今日に至っています。来るべき時代を見据え名称変更を検討する必要もあります。
最後に
私達の住む地域を『明るい豊かな社会』に構築していくためには青年会議所会員として会員ひとり一人がJC活動に積極的に取り組むことです。また青年会議所で培った様々なことをJCをはなれた地域のあらゆる場面で発揮し還元していくことです。青年会議所会員として意義と自覚を持ち行動を起こすことが自分自身を更には青年会議所を、地域を変えるきっかけとなります。私達のふるさとの明るい未来はあなたの一歩からはじまるのです。